今年は2年に1度開催される世界陸上の年です。今年の世界陸上は大阪で開催されます。しかしながら大阪では全然盛り上がっていません。
私自身は大阪で世界陸上を開催することには、財政状況や、市民の関心度などどれをとっても開催できるだけの資質があるとは思えず反対でした。事実横浜は財政状況から開催を辞退したぐらいです。しかしながらいろいろば思惑があり大阪で開催されることになりました。
開催までは反対でしたが、きっかけはどうあれ世界陸上が開催されることになれば、世界中から注目をあびる大会ですので、大いに盛り上げ成功してほしいと思います。2年に1度の世界陸上ですが、オリンピックの前年に行なわれる世界陸上は、オリンピック後に行なわれるものよりも、選手にとっても大きな意義のあるものです。この大会がオリンピックの選考になっている国もあれば、オリンピックを見据えて記録を狙ってくる選手もいます。それだけに、世界各国から一流の選手が本気モードで参加してくる大会になることでしょう。だから今から楽しみでもあります。
大会を成功させるには、選手だけでなくそれを受け入れる体制も重要です。このような大きな大会では、ボランティア活動が成功の鍵を握っているともいえます。私自身ワールドカップを観戦に行ったときにも感じましたが、場内整理や、清掃、競技場までの案内、通訳など多くのところでボランティアが活躍していました。この人たちのおかげで大会は大きく成功したといってもいいと思います。またそれとともに、開催される都市では、住民たちが観戦客や、選手を受け入れるために、大会成功に向けて大いに盛り上げていることも大会成功のための要因だと思います。それだけにスタッフだけでなく、ボランティア、地域住民といった受け入れ態勢が重要です。
しかしながら大阪世界陸上はまだそこまで盛り上がっているとはいえません。そのためにも住民だけでなく、大阪市内で働く人たちも含めて、もっと世界レベルの競技が見れることに大いに盛り上がっていきたいものです。
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